トヨタ贔屓はわかりますが . . . フジテレビ「とくダネ!」におけるプリウス・欠陥ブレーキ発言
2010年2月11日
昨日のブログ投稿「トヨタ・プリウスのブレーキ問題を語る豊田社長が見せた潔くない姿とは」を受け、今日は昨朝(2月10日)のフジテレビ「とくダネ!」内でのトヨタ・プリウス欠陥ブレーキについての小倉キャスター並びにコメンテーターのあまりに的を射ない発言を少し取り上げてみます。
プリウスの欠陥ブレーキの話題を取り上げた後、
「とくダネ!」の小倉智昭キャスターいわく、
「制動距離なんてクルマの車種の違いによって、何十センチも違う訳で、プリウスだけを悪者にするのはおかしい」
的な発言をした。
それを受け、コメンテーターの高木美保さんが、
「アメリカでレンタカーを利用すると、ブレーキが効かなくて最初運転した時びっくりした」
と応えていた。
. . . そういう問題か?
クルマの性能の悪さと、
ある特定の条件下でブレーキが抜けた感覚になり(豊田社長言)
制動距離が伸びるのは
まったく次元の違う話ですよね。
性能の悪いクルマは、常に性能が悪いわけで、
慣れてしまえば、
ある程度コントロール可能。
しかし、今回の新型プリウスのように、
予期しないある特定の条件下での不具合は、
慣れることは非常に困難でしょう。
実際、性能の悪いクルマにしても、
突然、一瞬まったくブレーキが抜けた感覚になるようなら
多分、怖くて運転できないと思います。
「とくダネ!」の皆さん、
特にキャスターの小倉さん、トヨタ贔屓なの分かりますが、
余りあんぽんたんなことを言ってると、
視聴者があきれ果ててしましますよ。
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