ある晴れた秋のお寺さんの風景。

2010年10月18日

庄内地方は徐々に朝晩冷え込む季節となり、
今朝、今シーズン初めてストーブを付けました。
朝はストーブ、日中はエアコンで冷房という奇妙な環境での仕事が
しばらくは続きます。

今日は朝から母親の付き添いで病院へ。
MRI(+MRA)検査。
例によって正味30分の検査と診察のために3時間。

その後、用事があって山形県鶴岡市大山にある我が家のお寺へ。
ちょうどブログのヘッダー画像を変えたいと思っていたので、
手持ちのコンデジでパシャパシャと10枚ほどお寺内を撮影。

川沿いのお寺さんで、まだ周りには緑が広がる。
空気もすがすがしい。
マイナスイオンがいっぱいだ。

秋の晴天に恵まれてキレイに撮れました。
なかなか趣のあるお寺です。

山形県鶴岡市大山のお寺の灯籠

本堂に向かう通路脇にある石灯籠です。


山形県鶴岡市大山のお寺の中庭

中庭にはなぜか石でできた大きなカエルの置物が。


山形県鶴岡市大山のお寺

お寺の屋根が青い空と深い緑のに映えています。
気持ちのいい一日でした。


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庄内人は “あんかけそうめん”、“枝豆汁”、“変な草” を食べる?

2010年10月15日

話は一週間ほどさかのぼりますが、
「秘密のケンミンSHOW」
(10月9日放送、「世界一受けたい受けたい授業」の特番内)
の中で、またまたここ山形県は庄内人(しょうないじん)
奇妙な食に関する話題が取り上げられていた。

庄内人は “あんかけそうめん”、“枝豆汁”、“変な草” を食べるそうだ。

う〜ん、????
生粋の庄内人だが、どれも、この20年、食べたことがない . . .

もしかしたらおれは庄内人ではなく、ショウモナイ人だったのか?
そんな不安が頭をよぎる。

テレビを観ている内、
そう言えば、スーパーマーケットの総菜コーナーに
“あんかけそうめん” のようなものが置いてあった記憶がおぼろげに浮かんでくる。
なんか、白い容器に透明な茶色のあん。
決ってわきにはゆで卵をスライスした一枚の黄身。

番組を観て、
透明な茶色の下にあるものが “そうめん” だったのだと判る。
容器の白さもあり、そうめんだとは判りませんでした。

は〜、
また例によって「秘密のケンミンSHOW」の誇大表現かと思いつつ、
気になったので、翌日、母に訊いてみる。

基本、“あんかけそうめん” は、お祭りの時によくだされる料理だそうだ。
普段はあまり食べない。
(でもスーパーマーケットでは見掛けることがあるので、食べる庄内人はいるのだろう。)

庄内地方には2つの市があり、北に酒田市、南に鶴岡市がある。
酒田市ではお祭りの際、“あんかけそうめん” よりも “むきそば” のほうがふるまわれ、メジャーだそうな。
(“むきそば” につていはエーコープ庄内さんの食の歳時記「むきそば」をご覧ください。)

“むきそば” は昔よく食べた記憶がある。
いや〜、美味しかった! ぷつぷつの食感が特に。

どっちにしても、“あんかけそうめん” など、
取り立てて飲食店で出てくるメニューでもないし、
普段、めったに食べることもない。

なんと言っても、そうめんは “めんつゆ” で食べるものでしょう!
わさびをピリッと効かせて。

あっ、でも昨晩、スーパーの総菜コーナーを見ていたら、
“あんかけうどん” を売ってました〜!
(もちろん、初めて見ます。)

もしかしたら、“あんかけそうめん” も案外メジャーなのか?


だだちゃ豆

続いて “枝豆汁”。
自分は食べた記憶がまったく無いのだが、
母いわく、
父が生きていた昔、作って出したことがあるから、
自分も食べたことはあるらしい。

まあ、父が他界してから20年近くになるから、
そうとう前の話ではある。

昔は今と違って、味噌汁のだしをとるのが大変で、
枝豆(だだちゃ豆)をそのまま味噌汁の中に入れると、
それだけでだしが出て、おいしかったそうな。

そう言えば、前出のエーコープ庄内さんの歳時記の「だだちゃ豆」にも
“だだちゃ豆お味噌汁” の作り方が載っていました。


さすがに “変な草” は食べません。
山羊じゃあるまいし。


以前、このデザクロブログ山形県庄内地方南部の鶴岡市に住む山形県民は、体温37度1分を「37ど1ぷん(ふん)」と読む?」で、
日本テレビ系テレビ番組「秘密のケンミンSHOW」は、
話半分で観ないといけないと書きましたが、
今回改めて「秘密のケンミンSHOW」が、
庄内人すべてが “あんかけそうめん” を日常的に食べていかごとく
誇大放送しているのを目の当たりにして、
話四分の一で観ないといけないと思ったしだいです。


テレビ番組にしてみれば、それはそうだよな〜。

 「2割ぐらいの人には効くかも知れないバナナダイエット!」

より、

 「効果抜群、みんなが痩せるバナナダイエット!」

って言ったほうが、視聴者の食いつき、絶対いいもんな〜。


適当なテレビ番組のおかげで、
こうしてほんの少し地元庄内の食文化を再発見できたのですから、
よしとしますか。


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この投稿の翌日、ツイッターのほうに関連ツイートをいただきました。
ありがとうございます!

“変な草” としてスルーしたものは、
納豆汁に必須の「芋がら」とのこと。
ちなみに、納豆汁も山形県外の人には馴染みがないとのことです。

納豆汁は大好きなので、
もしかしたら自分も「芋がら」を食べていたのかな?

〔2010-10-20 追記〕


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花畑牧場の生キャラメルはやっぱり美味しかった!

2010年10月9日

花畑牧場の生キャラメル(プレーン)

今更取り上げる話題でもないのかもしれませんが、
花畑牧場の生キャラメルがたいそう美味しかったというお話です。

花畑牧場の生キャラメルと言えば、
既にとっくに全国区の有名商品。

数年来一度食べてみたいと思っていました。
とはいえ、それほど食指が動いていたかと言えばそんなこともありません。
本気で食べたかったら、インターネットで検索してネットショップで購入していたことでしょう。

数日前、新聞の折り込み広告で、
「北海道・十勝 花畑牧場フェア」が
開催されることを知り、行ってみるかと考えていました。

開催期間が4日間、どうやら売り切れで手にはいらないことはなさそう
というのが行ってみようと考えた決め手です。

往復30キロのショッピングセンターは、
鶴岡市街から近いとは言えません。

しかも目的が、850円のキャラメルのみ。

行って売り切れが考えられるようなら、
決して行きません。

ちなみに、無駄足と行列が大嫌いな性格です、自分は。はい。

それはそうと、
やっとのこと手に入れる機会に恵まれ、
食べてみました〜。

いや〜、なるほどこれなら売れるわ。
美味しかったです!
どこかで食べたことのあるような味でありながら、
初めての濃厚な味。
要冷蔵のやわらかな食感。
絶妙です。


その後通販サイトをチェックしました。

  生キャラメル(プレーン) 850円
  送料 950円(クール冷蔵便、本州)

わざわざ通販でお取り寄せする商品ではないですね。
お店で売っていたら買ってもいい、そんな金額設定です。

お土産売り場やフェアでは買いたいと思うが、
わざわざ通販で試し買いしようとは思わない。

そんな商品なら他にも沢山あります。
京都の八つ橋、名古屋ういろう、キリがありません。

そうした商品が沢山あることを思い起こしながら、
ネットの時代とは言え、
実店舗での販売の方が堅実な場合があるということを再認識。

ちなみに生キャラメル、
もう一度買って食べるか? と訊かれたら、
答えは、
わざわざ買って食べることはないでしょう、
ですかね。

でも、美味しかったですよ、本当に。


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