イエス・キリストの血の如く赤いポインセチア

2010年12月13日

もうすぐクリスマスということで、
デザインクロスの表紙ヘッダーを観葉植物ポインセチアにしました。

イエスキリストの血の如く赤いポインセチア


このポインセチア、調べてみるとなんと
毒性(フォルボールという有毒成分)があるとのこと。
へたに葉っぱを引っこ抜いて、葉液に触れないようにしましょう。

ポインセチアの原産国とされるメキシコでは、
「ノーチェ・ブエナ(聖夜)」と呼ばれるそうな。
イエスキリストの血の色に例えられるのもうなずけますね。

とは言え、なぜか自分はクリスマスというと、
「赤い柊と緑の蔦」のほうが思い浮びます。

昔読んだ本、ジェイムズ・ジョイスの『若い芸術家の肖像』の中の
一節にあった主人公スティーヴン・ディーダラスの台詞
(確か主人公が過去を振り返ってのシーンだったような. . . )

  「赤い柊と緑の蔦。」

という響きが忘れられないんですね。
(原書も読んでいますが、訳書もオススメです。訳者は芥川賞作家でもある丸谷才一氏です。丸谷才一氏は山形県鶴岡市の出身で、自分の高校の大先輩にあたります。)


さて、ここ庄内は鶴岡市。
12月の中旬というのに今冬はまだ一度も雪が降っていません。
どうせならこのままずっと降らないで春になると嬉しいのですが、
そうは問屋が卸しません。

たぶん、こんなふうに「雪が降らない」なとど書いていると
途端に降り始めるのが世の常だっりします。

皆さまも風邪などに負けず、
めいっぱい師走を駆け抜けましょう!


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